読んだ本:99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
読書記録。
今私は自己肯定感を上げるために読書したりオンラインサロンに入会したりしてるのだけど
その一環で購入した本。
本書自体は自己肯定感には関係ないのですが、考え方、固定観念、主観と客観について考えるにはとてもよい本でした。
『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』
自己肯定感について考えるにあたり
自分に対する思い込みに気づく、という工程があります。
本書は物理学や科学について論じてる本ですが人がいかに客観に縛られているか気づかされた気がします。
・世の中を相対化してみると、それまで自分が採用してきた(頑なな)仮説のもとではまったくみえていなかったことがみえてくることがある
・客観とは、ある意味で主観の寄せ集め
また本書によって、「考えること」をやめてはいけない重要性についても気づきます。
私は大手企業に勤めていますが、社員の中に「考えていることを放棄している人間」がいくらかいることを感じます。
何も考えなくても安定した収入が得られるからです。
また本書に
・誤解を恐れずにいうと、人殺しですらある意味では悪じゃない可能性がある
という一文があります。
何が良くて何が悪いかというのも、主観の寄せ集めにすぎないのかな。
藤子・F・不二雄のSF短編集に、「気楽に殺ろうよ」という話があります。
私はこの話を読んだとき、衝撃を受けました。
ミノタウロスの皿も衝撃受けたけど…
私が好きな言葉に
ただ生きるのではなく善く生きよ
という言葉があります。ソクラテスの言葉です。
どうしたらよりよく生きることができるだろうか?
常に考えながら(疲れたら休めばいいだけ)生きたいな。
まとまりないけどとりあえずこのへんで。
面白かった。定期的に読み返したい。